会議室

よくビジネスの場で「ご来社」という表現方法を見聞きすると思います。

「ご来社」の他には「ご来訪」「ご来場」「ご来校」など似たような表現方法も多々ありますよね。

「ご来社」にはどんな意味があり、どんな場面で使う表現方法なのか気になるので調べてみました。

そんな本日は「ご来社」意味と正しい使い方、そしてお礼メールと返信メールの書き方を詳しく解説したいと思います。

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「ご来社」の意味と使い方は?

まず最初に「ご来社」の意味と正しい使い方について見ていきましょう。

「ご来社」という言葉は、「来社」という名詞に丁寧な接頭語「ご」を付けた構成の語です。

「来社」とは、「会社などに来る」という意味であり、「ご来社」は、顧客などの敬うべき相手が自分の企業や事務所に来訪することを丁寧に表現した言い方です。

いわゆるビジネスシーンでは、最も頻繁に見聞きし、使用する言葉の一つといえるでしょう。

「ご来社」に類似する言い方は非常にたくさんあります。

「ご来場」、「ご来校」などです。

これらは「来」の後に、訪問する施設を表す漢字一字を付けることで、その場所へ行くことを示す熟語をつくる言い方です。

何かのイベント会場であれば「来場」、学校であれば「来校」、会館・図書館などであれば「来館」、「○○園」、「○○院」ならばそれぞれ「来園」、「来院」となります。

このように、字によって行き先を言い分ける表現の一つが「ご来社」であり、基本的には「○○株式会社」、「△△社」など、その施設を簡略化すると「社」と言い表す企業や団体などについて、そこへ行き来する場合にのみ用いる言葉だといえます。

なお「ご来訪」という言い方もありますが、これは前述のような施設を特定したものではなく、幅広く「やって来る」行為を丁寧に述べた表現です。

このため、会社や病院、学校などその種類にかかわらず用いることができます。

「ご来社」を敬語で表現すると?

パソコンで仕事をしている

次に「ご来社」を敬語で表現するとどうなるでしょうか。

「ご来社」は、丁寧な接頭語が付いているため、そのままでも敬語表現だといえますが、通常は文章の形で「ご来社いただく」、「ご来社になる」、「ご来社くださる」などと、敬語の助動詞を併せて書いたり、述べたりすることが一般的です。

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ただ、一つの文章中に何度も「ご来社」が登場するような場合には、過度な重複を避けるため、「ご足労いただく」、「お越しになる」など別の表現に言い換えることも検討すべきでしょう。

「ご来社」は基本的には、顧客や取引先など敬うべき相手について、自分の事務所施設などへ足を運んでもらうことを丁寧に言い表す敬語表現です。

このため自分の社内の同僚など、対等な立場や目下の者については用いず、そうしたケースでは「出社してくれ」、「会社に上がってきてほしい」、「事務所に戻ってください」などと表現するのが通例です。

「ご来社」の敬語文章で注意すべき点は、「ご来社される」という言い方を避けることです。

「ご来社される」は、「ご~する」という謙譲表現(自分の行動などをへりくだる言い方)に、「される」という尊敬語(相手の行動などを敬う表現)が重なっており、異なる敬語表現が「同居」してしまっているためです。

短く言う場合には「ご来社になる」や「来社される」が正しい言い方となります。

「ご来社」のお礼メールの送り方と返信メールの書き方は?

最後に「ご来社」を使ったお礼メールの送り方と返信メールの書き方についてご紹介したいと思います。

「ご来社」という言葉はビジネスメールでもよく使われます。

商談、契約などで顧客が会社に来訪する際には、事前の確認メールでは「○日○時に、ご来社をお待ちしております」などと送り、来社後のお礼メールでは「ご来社いただきありがとうございました」のように使用します。

先方に来社してもらい、帰った後には、なるべく早くお礼メールを送るのがビジネスマナーだといえます。

できればその日のうち、遅くとも翌日にはお礼するよう努めることが大切です。

お礼メールでは、「本日はお忙しい中ご来社いただき誠にありがとうございます」といった一文を中心に、メール全体が簡潔に収まるように意識することが重要です。

「お忙しい中」や「ご多忙中にも関わらず」、あるいはその時の時節天候などに合わせて「お足元の悪い中」や「お暑い中」といった表現を加えれば、なお一層、細やかな感謝や気遣いの気持ちを示すことができます。

お礼メールでは「ご来社」への感謝やあいさつとともに、本文には、来社時に交わした話の内容や感謝している具体的な項目などを簡潔に書き添えると、より相手の好印象も深まるでしょう。

もちろん「顧客」として先方に招かれ、訪問した場合でも、帰社後はお礼メールを出したり、先に相手からお礼メールが届いた場合には、迅速に返礼のメールを送ることも大事です。

その場合も「こちらこそ本日は、ご多忙な中お時間を割いていただき、丁寧にご対応いただきまして誠にありがとうございました」などと丁重にお礼をしたためるのがマナーだといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ご来社」意味と正しい使い方、そしてお礼メールと返信メールの書き方について詳しくご紹介しました。

「ご来社」の他に「ご来訪」や「ご来場」「ご来校」など似たような表現方法がありますが、使うシーンを選んで誤用しないようにしたいですね。

「ご来社」はビジネスの場で顧客や自分の会社に訪れてくれる方達に対して敬う表現方法と覚えておくと良いでしょう。

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