メモ帳とシャーペン

日々の生活の中で「ご随意(ごずいい)」という言葉を見聞きしたり使ったりしますか?

「ご随意」の読み方も難しいですが、意味合いなども気になってくると思います。

そんな本日は「ご随意」の読み方と意味、そして使い方や類語、例文を詳しく解説したいと思います。

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「ご随意」の読み方と意味は?

まず最初に「ご随意」の読み方と意味を見ていきましょう。

「ご随意」という言葉は、「随意」という名詞に、漢語につく丁寧な形を示す接頭語「ご」を付した構成です。

読み方は「ごずいい」です。

一般的には「ご随意に」や「ご随意な」といった形容動詞的な用い方をされます。

「随意」の「随」という漢字は、会意文字、及び形声文字です。

「随」は元来は「隨」という字を略した形の字です。

「隨」はしんにょう「辶」と「隋」という字で成り立っていると考えられます。

しんにょうは「立ち止まる足と十字路の形」であり、「ある場所へ行く」ことを示します。

「隨」は「段のついた土山」と「左手で工具を持つ形」、そして「切った肉の形」を示しているとされ、「細かく割いてしなやかになった肉」を表すといわれています。

そこから「随」は「くずれおちる」や「緊張がくずれたまま行く」といった状態を意味し、さらに「言いなりになる」や、「従う」というを意味するようになったと考えられます。

また「意」は、会意文字で、「音」と「心」から成り立っています。

「音」は、そもそもは、刃物と口に線を一本加えた形であり、弦や管楽器の音を示す意味合いがあります。

「心」は「心臓」や「気持ち」のことですから、「意」は言葉(音)では表せない「こころ」や「おもい」を意味するとされます。

このように「随意」は文字通りには「思いのままにする」といった意味合いとなり、すなわち「束縛や制限を受けないこと」や、「思いのままであること、あるいはそのさま」を示す言葉だと言えます。

「随意」は自立した名詞と使われることもあり、例えば「随意契約」(入札などの方法をとらず、発注側の意思で、適当と思われる相手方と契約すること)、「随意筋」(自分の意思で動かせる筋肉)といった言葉もあります。 

「ご随意」の使い方は?

次に「ご随意」の正しい使い方について見ていきましょう。

このように「随意」は、「誰の指示も制約も受けず、自分の考えのままにものごとを進める」様子を示します。 

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「ご随意」はその丁寧な言い方で、通常は相手に対し、希望のままに自由に振る舞って問題ない、という意思を表示する表現です。

いわば「ご自由に」の少しかしこまった言い方といえるでしょう。

ただ場合によっては、少し「投げやり」なニュアンスを持つことがあります。

例えば、相手に対し「ご随意に」と述べる場合、「相手が自分の意見をどうにも聞き入れないので、自分としては今後どのようになっても関知しない」という気持ちをにじませるケースもあるからです。

あるいは、そのことを「やってもやらなくても、どっちでもいいので、好きにしてください」とやや突き放したようなイメージを与える場合もあります。

このため、ビジネスシーンなどで使う際は、失礼のない文脈や表現法に注意する必要があるでしょう。

また、「随意」に似た用語に「任意」「恣意」があります。

「任意」は意味合いとしてはほぼ「随意」と同じで、より一般的に用いられる言葉だといえます。

ただ、相手にものごとを丁寧に勧める場合は「ご随意」を用いるのが適切でしょう。

「恣意」は、「勝手気まま、自分勝手」という意味で、「任意」、「随意」とは異なり、否定的な評価を伴うことが多い言葉です。

「そんな恣意的な解釈はよくない」といった用例です。

「ご随意」の類語と例文を教えて?

子猫

最後に「ご随意」の類語と例文をご紹介します。

「ご随意」の類語には次のようなものがあります。

 

◆類語

  • 気まま
  • 好き放題
  • ご自由
  • 任意
  • 恣意
  • 放縦
  • 気紛れ
  • 勝手
  • 気のまま
  • 風任せ
  • 心のまま
  • 奔放
  • ランダム

などがありますね。

 

「ご随意」の例文としては次のようなものがあります。

 

◆例文

  • 娘については、親元へ帰すなり、お手許に置かれるなり、どうぞご随意に。
  • ご随意にご休憩をお取りください。
  • 評価についてはご随意にお願いいたします。
  • いろいろと提案や懸念を話したのに、彼はまったく聞き入れる様子もなく勝手に計画を進めようとしている。だから、どうぞご随意に、と言い残してきたよ。

 

「ご随意」の類語と例文をまとめてご紹介しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「ご随意」読み方と意味、そして使い方と類語、例文を詳しくご紹介しました。

おさらいをすると「ご随意」の意味合いとしては「束縛や制限をせず、思いのまま」となります。

「ご随意のままに」や「ご随意にどうぞ」などと使いますね。

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