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何かが上にあがることを表す言葉として、「上がる・揚がる・挙がる」など色々な言い方がありますよね。

これらの言葉には意味の違いがありますので、しっかりと理解して使い分けましょう。
読みも全く同じですし、かなり似た言葉に感じると思いますが、微妙なニュアンスの違いもありますので、理解した上で使い分けたいものです。

そこで、この記事では「上がる・揚がる・挙がる」の違いと使い分け、そして例文を詳しくご紹介します。

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「上がる・揚がる・挙がる」の意味と使い分けは?

まず始めに「上がる・揚がる・挙がる」の意味と正しい使い分けを見ていきましょう。

「上がる・揚がる・挙がる」という三つの言葉は、いずれも動詞として使われます。

「上がる」の意味

まず、「上がる」は、最も一般的な言葉として使われます。そのものの全体または部分の位置が低い所から高い方へ動くという意味です。

物理的なものだけではなく、点数や地位などが向上する場合にも使われます。

また、水の中から陸に移ることを表す場合や、靴などを脱いで建物の中に入る場合にも使います。

加えて、重要な場面などで緊張して、平常心を失ってしまう場合にも使われます。

古い言い方ではありますが、神仏や敬うべき人にある行為がなされることも意味します。
例えば、使用人として仕える場合や、「食う」、「飲む」、「吸う」の尊敬語として使われたりします。
「召し上がる」の代わりとして使われるということです。

これに加えて、「行く」や「訪ねる」の謙譲語としても使われます。
つまり、「参上する」の代わりに「上がる」が使われることがあるんですね。

また、何かが完成する、仕上がるといった場面で使われることもあります。

「上がる」は、「揚がる」「挙がる」の代わりとしても使える場面も多いです。

「揚がる」の意味

次に、「揚がる」は、空中に高く向かう場合や、水上・水中から陸に移る場合に使われます。転じて、油で食べ物を揚げる場合などにも使われます。
液体や気体の中を高々とあがっていくイメージで使われることが多いです。
また、現代ではあまり使われませんが、変わった使われ方として、遊女屋に入って遊ぶという意味でも使われます。

「挙がる」の意味

次に、「挙がる」は、あがった物がよく見えるようになる場合に使います。また、検挙されたり、証拠などが表し示される場合にも使います。
物理的または概念的に、何かが掲げられてよく認識されるように状態が変化するイメージです。

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※「上がる・揚がる・挙がる」意外にも、「騰がる」という言葉があります。
これは、特にものの値段が高くなる場合に使われます。小売店にあるものの価格が高くなる場合や、株価や通貨などのレートが高い方向に変動する場合に使われます。

同じ「あがる」でも、様々な使い方があっておもしろいですね!

「上がる・揚がる・挙がる」の例文は?

AとB

次に「上がる・揚がる・挙がる」の例文をご紹介します。

「上がる」の例文

「上がる」の例文を以下に挙げます。

  • どうぞ二階に上がってください。
  • 義理の父が出生し、地位が上がった。
  • 昨今のインフレによって、物価が上がった。(「騰った」でも可)
  • 息子の成績が上がった。
  • 靴を脱いで座敷に上がりましょう。
  • 素晴らしいプレーによって歓声が上がった。
  • 先程の夕立が嘘のように、雨が上がった。
  • 娘は先週のピアノの発表会で上がってしまい、ミスを連発してしまった。
  • 私の師匠はお酒を少しも上がりません。(召し上がるの代わりとして使われる場合)
  • 早速お客様のお話を伺いに上がります。(参上するの代わりとして使われる場合)
  • 水曜日は皆定時で終業する決まりになっているので、仕事を早く上がった。
  • 正月の親戚連中との麻雀で、叔父に役満で上がられた。

かなり幅広い意味で使われているのがわかりますね。

「揚がる」の例文

「揚がる」の例文を以下に挙げます。

  • 美味しそうな天ぷらがからっと揚がった。
  • 真夏の夜空に花火が揚がった。
  • 貨物船からおろされた積荷は全部陸に揚がった。

いずれも、気体や液体からフワっとあがるイメージが共通しています。

「挙がる」の例文

「挙がる」の例文を以下に挙げます。

  • セミナーの質問の時間に、二、三人の手が挙がった。
  • 彼は努力によってプロジェクトを成功に導き名を挙げた。
  • その刑事の活躍によって、未解決事件の犯人が挙がった。

いずれも、何かが目立つように掲げられるイメージが共通しているのがわかるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「上がる・揚がる・挙がる」の違いと使い分け、そして例文を詳しくご紹介しました。

「あがる」はかなり広く使われる言葉なだけに、あまり深く考えずに使っている方も多いのではないでしょうか。
これらの言葉は読みも同じですし、判断が難しい場面もありますが、使える場面が意味が違います。
特に「揚がる」と「挙がる」は明確に使い分けがされていますので注意してください。

これらの言葉の意味の違いをしっかりと理解して、正確に表現したいものですね!

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