週刊誌

小学校の頃に習った漢字に「週刊」「週間」という表現がありますよね。

その他にも同じ読み方で「習慣」という漢字もあります。「週刊」と「週間」は同じ漢字を使っているし意味も似ているので間違って使ってしまうことも多々あると思います。

そこで「週刊」「週間」の違いと使い分け、そして意味と例文を詳しくご紹介したいと思います。

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「週刊」「週間」の意味と使い方は?

まず始めに「週刊」「週間」の意味と正しい使い方を見てみましょう。

「週刊」「週間」という二字熟語は、どちらも「しゅうかん」と読みます。

まず、この二語の漢字の成り立ちをみてみましょう。

いずれの熟語にも共通している「週」という漢字は、しんにょうと「周」から成り立っています。

しんにょうは「立ち止まった足」と「十字路」の形を示したもので、これ自体で「(人や物体が)行く」ということを表します。

「周」は元来は「方形の箱の全面に、彫刻が施された状態」を示すとされます。

「箱の周りをぐるりと広く彫刻が行き渡る」といった状況から、「週」は「ぐるりとまわる」というのが元来の意味合いです。

しかし日本語では、「何かの周りを回る」という意味では「周」という字を用いることが一般的です。

そして「週」は日本語では「特定の七日間」を指す特有な漢字になっています。

言い換えれば「七日間を一巡りとする日時の単位」を表す漢字です。

すなわち「週刊」「週間」「ある七日間」にまつわる表現だといえます。

「週刊」の意味

次に「週刊」の「刊」という字は「干」と「刀」から構成されています。

この場合の「干」は「先が二股になった武器」を意味し、転じて「おかす」という趣旨を表しました。

これに「刀」を合わせ「削る」、「おかす」という意味を示すのが元来の「刊」です。

古代の印刷物は木などを刀で削って版画のように製作したことが由来となり、「刊」は現代では「書物を印刷する、出版・発行する」という意味となっています。

このように「週刊」「新聞や雑誌などを七日間(一週間)ごとに発行すること、またその刊行物」を指す言い方だといえます。

「週間」の意味

次に「週間」の「間」は、元来は「門」の中が「日」ではなく「閒」という「月」だったそうです。

「欠けた月」を「左右両開きの戸」が挟んだ形であり、扉から月の光が漏れる、すなわち「隙間」を示したとされます。

このように「間」の原意は「何かと何かの間」といったものですが、現代では「部屋」、「スパイ」、「無駄な」など様々な意味合いに広がって用いられています。

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「週間」は「七つの日の初めと終わりの間」を意味し、一般には「日曜日から土曜日までの七日間」を示す言葉だといえます。

「週刊」は後に名詞を伴って、その印刷物が「一週間ごとの発行」であることを示す例が多く、「週間」は名詞の前後双方について、その出来事が一週間続くことや一週間の範囲を意味するといえます。

「週刊」「週間」の違いと使い分けは?

どちらを選ぶ

次に「週刊」「週間」の違いと使い分けを見ていきましょう。

このように「週刊」「一週間単位で発行する出版物」を特定して示すのに対し、「週間」「一週間という時間的単位や範囲」を示すといえます。

つまり「週間」はさまざまな事象について、それが幅広く一週間の単位であることを表し、その中でも出版物に限っては「週刊」と表現する、という関係にあるといえます。

このため印刷物についても「これは一週間おきに発行します」という言い方はできますが、「今、景品が当たるキャンペーン週刊」といった表現は誤用となりますので、変換の際は注意が必要です。

なお発音上での違いは、「週刊」は平板な「しゅうかん」と読むのに対し、「週間」「二週間」、「愛鳥週間」のように名詞の後ろに付く場合は「しゅう」に強アクセントを置きます。

反対に「週間天気予報」のように前に付く場合は「週刊」と同じような発音になります。

「週刊」「週間」の例文を教えて?

最後に「週刊」「週間」の例文をご紹介します。

「週刊」の例文

「週刊」の例文としては、次のようなものが挙げられます。

  • 週刊○○がまた驚きのスクープを放った。
  • 最近は週刊誌の売れ行きが低迷しているそうだ。
  • ○○新聞は日刊じゃなく週刊だ。

「週間」の例文

「週間」の例文には次のようなものがあります。

  • 来週は動物愛護週間だけど、動物は常にかわいがらないといけないね。
  • 春や秋は予報が難しいのか、週間天気予報はあまり当てにならない気がする。
  • 彼には二、三週間に一度程度しか会わない。

「週刊」「週間」の例文をまとめてご紹介しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「週刊」「週間」の違いと使い分け、そして意味と例文を詳しくご紹介しました。

同じ漢字を使っているし、意味合いも似ているので使うときに思わず悩んでしまいますが、ご紹介した例文などを見比べて思い出してください。

日本語には同音異義語がたくさんあるので、違いや使い分けを理解して間違いのないように使いましょう!