敷居が高そうな古民家

「敷居が高い」という言葉の意味を誤解して使われていらっしゃる方は多いです。

たとえば「あの店は格式が高すぎて自分には敷居が高い」といった使い方は正しくありません。本来「敷居が高い」というフレーズには「自分にはレベルが高すぎて遠慮してしまう」という意味はありません。

では「敷居が高い」の正しい意味は何でしょうか?そして「敷居が高い」というフレーズはどう使うべきなのでしょうか?また、「敷居が高い」には反対語や類語はあるのでしょうか?

そこで今回は「敷居が高い」の意味や使い方、そして反対語や類語について調査致しました。

さらに「敷居が高い」というフレーズへの理解を深めるために例文もご紹介します。

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「敷居が高い」の意味や使い方を教えて?

では、「敷居が高い」の意味や使い方についてお話します。

まず「敷居」とはゴザなどの敷き物のことや、門や部屋の仕切りのことです。

「敷居が高い」の「敷居」は門の仕切りのことですね。

そして「敷居が高い」ということは「心情的に門の仕切りが高い」ので中に入りにくいという意味です。

ここまでは「格式が高すぎて敷居が高い」という使い方のどこが正しくないのか分かりませんね。

「中に入りにくい事情」が重要なポイントです。

「敷居が高」くなっている理由は、敷居内のレベルが高いからではありません。

実は「敷居が高」くなってしまったのは、敷居内の人物に迷惑をかけた、あるいは敷地内の人物を裏切った、など理由から敷居内に入りにくくなったのです。

おそらくはじめからは、敷居は高くなかったことでしょう。

何らかの自分の不手際により、敷居が高くなってしまったのです。

つまり「敷居が高い」は、自分にとってはレベルが高いので遠慮をする場合に使うのではありません。

おそらく「自分にとってレベルが高い」ことを表す「ハードルが高い」と混同して使われているのでしょう。

他にも自分にとってはレベルが高いから遠慮したい、と言いたい場合には「自分は役者不足なので」というフレーズが使えます。

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ただし「自分には役不足」と言いますと、反対に「自分は大御所です。その仕事はレベルが低すぎてやりたくありません。」となりますので注意が必要です。

「敷居が高い」の使い方としては、何らかの「後ろめたい気持ちがあって敷居内には入れない」といった場合に使うのが本来の使い方です。

「敷居が高い」の反対語はある?

では次に「敷居が高い」の反対語についてお話します。

強いて言うなら、一度「敷居が高」くなってしまった家と和解できたことを表したい時は、「高かった敷居が元に戻った」でしょうか。

「敷居が高い」を反対にするならば「敷居が低い」となりますが、敷居は元々低いもので、それ以上低くはなりません。

そのため敷居内の人物と懇意になったからといって「敷居が低」くなることはありません。

つまり「敷居が高い」の反対語として「敷居が低い」とは言えないでしょう。

「敷居が高い」の類語や例文を教えて?

「敷居が高い」の意味や使い方、反対語が分かったところで例文を見ていきましょう。

「敷居が高い」の類語や例文を3つずつ紹介しますね。

 
■類語

  1. 敷居をまたげない
  2. 頭が上がらない
  3. 後ろめたい

 

■例文

  1. あのお店とは以前トラブルになり、敷居が高くて入れない。
  2. あちらの家には昔、家の者が迷惑をかけてしまい敷居が高くて伺えません。
  3. あの子の家で大失態を演じたことがあるため敷居が高く、二度と行けない。

 

「敷居が高い」の類語と例文をご紹介しました。

類語と例文を見比べてみるとそれだけでも自然と意味が分かってくると思いますね。

使い方を間違えずに正しい文章にして相手に伝わるようにしましょう。

まとめ

以上「敷居が高い」についての意味や使い方、そして反対語・類語・例文についての調査結果をお伝え致しましたが、いかがでしたか?

「敷居が高い」は本当に多くの方が誤解して使っていらっしゃいますので、相手がどういった意味で使っているのか確認が必要だと思います。

この記事を読んでくださったあなたは「敷居が高い」というフレーズを本来の意味で使えるようになっていただけたことでしょう。

身近で「敷居が高い」というフレーズを間違って使っている方がいらしたら、ぜひ本来の使い方をやさしく伝えてあげてくださいね。

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