ビジネスシーン

みなさん、日々の生活の中で「差し支えなければ」という言葉を見聞きしたり使ったりしますか?

ビジネスシーンなどでもよく使う言葉である「差し支えなければ」ですが最低限、意味や使い方などは理解しておきたいものですね。

そんな本日は「差し支えなければ」の敬語の正しい使い方やビジネスシーンで使える例文について詳しく解説したいと思います。

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「差し支えなければ」の意味は?

まず最初に「差し支えなければ」の意味について見ていきましょう!

「差し支えなければ」という言葉は、「差し支える」という動詞に、「なければ」という、打ち消しの仮定を示す助動詞が接続した形で成り立っています。

「差し支える」の「差し(さし)」とは、そもそもは動詞の頭に付けて、その動詞の意味をはっきりさせたり、丁寧な言い方に変えたりする接頭語です。

あるいはその言葉の調子を整えたり、意味を強めたりする場合にも使われます。

例えば「差し出す」、「差し替える」、「差し戻す」など多くの用例があります。

また「支える」は、「つかえる」と読みます。

「邪魔なものがあり、それにぶつかるなどして、ものごとが思うように進まない」という様子を示します。

「滞る」、「つまる」、「引っかかる」、「妨げる」などと似た言葉です。

ちなみに、この「つかえる」は、「さまたげるもの自体」、「それが起こる場所」、「さまたげられている全体やその状態」の、いずれについても表せることが特徴的です。

例えば「道路がつかえる」とも、「喉がつかえる」とも、あるいは「パイプの中に何かがつかえている」とも言うことができます。

これらのことから、「差し支える」は、ものごとを進めるに当たって「不都合が生じる」、「差し障りがある」、「支障を来す」といった意味合いを、丁寧に、あるいは強調して示す言葉だといえます。

これを否定するのが「差し支えない」ですので、やはり「問題がない」ことを丁寧に強調している言い方だといえます。

例えば「お客様がいつ来られても、差し支えないように準備してください」や、「体調が万全でないのでまだ外出は控えてください。まあ入浴くらいなら差し支えないでしょう」といった使い方です。

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こうしたことから「差し支えなければ」は、「不都合がなければ」、「問題がなければ」と、条件提示をする意味を表すといえます。

「特に不都合がないとして、あるものごとを認めることができるとすれば」と、相手に丁重に尋ねる言い方です。

そして現在のビジネスシーンなどでは、一般的に、相手に対して何かを依頼する際に、ややあらたまって「(次のことを)お願いしても不都合がなければいいのですが」、「ご迷惑にならないのならば、以下のことをご依頼したいのですが」と、事前に丁寧に言い添える表現だといえます。
 

「差し支えなければ」の敬語の正しい使い方は?

次に「差し支えなければ」の敬語の正しい使い方について見ていきましょう。

「差し支えなければ」をより平易に、気の置けない通常の場面で使うとすれば、「もしよければ」、「できれば」、「大丈夫なら」といった表現となります。

逆を言えば、この敬語としての丁寧な言い方が「差し支えなければ」です。

このため言い換えるとすれば、「もしよろしければ」、「ご都合がお悪くなければ」、「不躾ではございますが」、「ご面倒でなければ」などとなるでしょう。

すなわち「差し支えなければ」は、相手を敬って立てながら、自分の側がへりくだって要請や依頼をする際に、本題の前に付言する表現として使用するのが、正しい用法だといえます。

使い分けにあまり悩まず、いろんな状況にもマッチしやすい敬語表現ですので、ビジネスの場面では大変よく見かける言い方の一つです。

ビジネスで使う場合の例文を教えて?

最期にビジネスシーンで活用できる例文をご紹介したいと思います。

「差し支えなければ」のビジネスシーンでの例文には、次のようなものがあります。

 
◆例文

  • 差し支えなければ、こちらにサインをご記入いただけますでしょうか。
  • 差し支えなければ、お名前とお電話番号を教えてくださいますでしょうか。
  • 差し支えなければ、次回の会合にもご参加くださると幸いなのですが。

 

「差し支えなければ」の例文をご紹介しました。

ビジネスシーンなどで活用する場合は是非、参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「差し支えなければ」敬語の正しい使い方や、ビジネスシーンで使える例文を詳しくご紹介しました。

私生活の中で…というよりはビジネスシーンで活用する機会が多い「差し支えなければ」という表現方法。

意味や使い方をしっかりと覚えて、相手に正しい認識でしっかりと伝わるように使いたいものですね。

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