英語の新聞とひよこ

みなさんは普段、会話をしている中で「ドラスティック」という言葉を聞いたり使ったりしますか?

「ドラスティック」と聞いていまいちピンと来ない人も案外、多いんじゃないかと思います。

英語の表現っぽいけどどんな意味合いの言葉で正しい使い方はどうなんだろう…と思ってしまいますよね。

そんな本日は「ドラスティック」の詳しい意味とビジネス用語として使う場合の例文をいくつかご紹介したいと思います。

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「ドラスティック」の意味は?

まず最初に「ドラスティック」の意味を見ていきましょう。 

「ドラスティック」という外来語は、英語の「drastic」が語源となっています。

「drastic」は、「猛烈な、激烈な」、あるいは「(手段、行動などが)徹底的な、思い切った」という意味を示す形容詞です。

この後者の意味合いが日本語に援用して使われるようになったのが「ドラスティック」です。

すなわち、「(ものごとを進めるやり方や姿勢などが)非常に大胆である」、「過激である」、「思い切っている」、「徹底している」といった意味合いを持ちます。

ビジネスの国際化に伴って、近年企業関係、公的機関などで「ビジネス用語」の一つとして使われるケースが目立つようになりました。

また、政治家の演説や政策立案などでもしばしば見られる用語といえます。

カタカナ表記では「ドラスチック」という書き方も散見されますが、「ドラスティック」のほうが、語源である英単語の発音には近い表記だといえるでしょう。

なお「ドラスティック」の類語の外来語表現に「ラジカル」という言葉もあります。

こちらはやはり英語の「radical」という形容詞から由来しています。

「急進的な、過激な」といった訳語が当てられており、日本語で使う場合も、「ドラスティック」より程度や規模が大きいイメージで捉えられているようです。

例えば、特に政治的な主義・主張などについて「ラジカルな考え方」といった表現がみられます。

ただ、英語を母語とする外国人の使用例を見ると、「ドラスティック」は「(気候などが)物理的に極端に変化するさま」、「ラジカル」は「一般的、普遍的なものとは異なっている様子」というニュアンスで用いられているようです。

英語では「ラジカル」の方がむしろ丁寧な言い方に当たるとされます。

このように、外来語が日本語表現の中に取り入れられていくと、徐々に元来の意味を離れ、独自の意味合いや用法に変化していく事例は「ドラスティック」に限らず他にも多いようです。

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「ドラスティック」の使い方は?

次に「ドラスティック」の正しい使い方について見ていきましょう。

「ドラスティック」という言葉は、前述のように最近のビジネスシーン、官公庁用語などの中で使われる事例が増えてきたものです。

単に旧来通り「抜本的な改革を進めねばならない」と表現するより、「ドラスティックな改革を~」としたほうが、斬新さやインパクトある印象を文章に与えることができるため、こうした「新外来語」を使用するケースが増えているといえるでしょう。

「ドラスティック」はこのように、ものごとの状態や方法、人の考え方や計画などについて形容するのが一般的な用例だといえます。

このためあまり、他人の性格や外見、評価に関して使うのは、公的な場面では適切ではないかもしれません。

友人同士の冗談で「それって、随分ドラスティックな色の服だね」などと話すのは可能ではありますが、ビジネスなどでは通常前述のような文脈での使用例が多いといえます。

なお「ドラスティック」と語感が似ている外来語表現に「ドラマティック」「ドメスティック」という言葉がありますので、誤用には注意が必要です。

「ドラマティック」は「まるでドラマや劇のように、感動的であったり、印象が強いこと」、「ドメスティック」は「家庭的な」あるいは「自国内の、内国の」といった意味合いを示します。

「ドラスティック」をビジネス用語として使う場合の例文は?

最後に「ドラスティック」をビジネス用語として使う場合の例文をいくつかご紹介します。

ビジネス用語として「ドラスティック」を使う際の例文としては、次のようなものが挙げられます。

 
◆例文

  • 今回の対策は非常にドラスティックで、社内には批判もあるだろうが、後々評価されると考えている。
  • 会社が掲げるべき基本理念は、時代が移ってもそれほどドラスティックに変わるものではない。
  • 状況を打開するためには、この際メンバーも組織もドラスティックに変えてみてはどうでしょうか。

 

「ドラスティック」の例文をご紹介しました。

ビジネスシーンで活用する場合は是非、参考にしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「ドラスティック」意味と正しい使い方、そしてビジネス用語として活用する場合の例文をご紹介しました。

普段、ビジネスシーンなどで使う文章の中にさりげなく組み込むことで、言葉のアクセントになって、知的な言葉を使う人だなと評価が上がるかもしれませんね。

語源が外国語なのであまり多用すると逆に鬱陶しいと思われるかもしれないので、アクセント的な手法で活用すると嫌味がなくていいかもしれません。

もちろん使う場面や使い方を正しく理解した上で活用してみてくださいね。

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